初心者のための小説の書き方!まずは下準備をしっかりとしよう!

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こんにちは。
【小説×歌×朗読】で活動している創作プロジェクト「SSQuest」の首領・雪花です。

 

中編、もしくは長編小説を書き始めたばかりの方にありがちな失敗……それは「最後まで書けない」こと。

何故、自分で書き始めたお話を完結させることができないのでしょうか?

それは、下準備が足りていないことにあります。
下準備が足りていないと、話を完結できないばかりか、途中で話のつじつまが合わなくなってしまうことも。

これから紹介する「下準備」をしっかりと行えば、小説が書きやすくなり、最後まで書き上げることができるようになります。

 

小説の「下準備」とは

小説を書く前に決めておくべきこと・やっておくべきことは、4点あります。

① テーマ
② ストーリーのパターン
③ ストーリー(物語の時系列・歴史)
④ プロットの作成(世界観やキャラクターのおおまかな決定もプロットに含めています)

 

人によっては、プロット等は特に作らずに小説を書き始める、という方もいます。

それで書くことができるのであれば、問題ありません。

ただし、それができる人は、だいぶ小説を書き慣れている人か、天才か何かなのだろうと思います。あるいは、書くことはできても、どこか魅力が足りない小説になっているかもしれません。

 

テーマを決める

小説の「テーマ」を決めましょう。
「テーマ」とは、小説の主軸となるものです。

例えば、
【異世界召喚された高校生と魔王の戦い】
【魔王討伐後の勇者】
【幼なじみと転校生との三角関係】
【弱小バレーボールチームの友情】

……など、どんな話になるのか一言で表したものと考えるとわかりやすいでしょう。

これまでのネタメモがあれば、それを見直し、そこから生まれるテーマを書き出しましょう。
複数のテーマから、今回書く話を決め、さらにお話を練っていきます。

ちなみに、テーマを複数組み合わせることも可能です。
上手く組み合わせることができそうなテーマがあれば、挑戦してみると面白い話ができあがるかもしれません。

 

ストーリーのパターンを決める

ストーリーのパターンは大きく2つあります。

1つめは、主人公が変化していくパターン。
2つめは、主人公を通じて、周囲の人間が変化するパターン。

共通しているのは、「心情が変化する」こと。

小説は、キャラクターの心情が変化していく過程を描いているものが多いです。

というより、「心情の変化」がない話は単調すぎてつまらないのです。
キャラクターたちの心の動きに、私たちも心を動かされるのですから。

例えば……

【主人公が変化していくパターン】
「我が儘で自分勝手な主人公が、仲間たちとの旅を通して他人を思いやれる人間に成長する」
【主人公を通じて、周囲の人間が変化するパターン】
「何があっても諦めない主人公と関わることにより、どこか諦めた様子だった周囲の人間が努力し始める」(スポーツ系の漫画を想像するとわかりやすいかも。「MAJOR」とか)

 

この2つのパターンにあてはまらない小説もありますが、「変化」「心の動き」が重要なファクターであることに変わりはありません。

 

ストーリーを考える

「ストーリー」とは、物語を時系列で示したものです。

その小説に詳しく登場しないものでも、「その世界の歴史」として書きます。
例えば、私が今連載中の「魔王を倒したら魔王になった勇者と異世界JK」という話を例に出すと……

魔王の誕生
→勇者が生まれる
→魔族との戦争
→勇者、魔王を倒す
→勇者、魔王になる
→小説上の魔王が生まれるまでループ
→異世界JKが異世界に迷い込む
→元勇者の魔王と出会う
→(以下略)

 

かなり簡潔に書きましたが、このように時系列でストーリーを書いていきます。

実際に私が書いたストーリーは、もっと詳細に書いています。さらに、「何故そうなったのか」と理由付けまで書くようにしています。なので、ノートが真っ黒です。笑

 

プロットを作成する

プロットとは、「物語の設計図」です。

どのような世界で、誰が登場し、どのようなことをするのか……等を決めていきます。
「5W1H」でプロットを考えていくとわかりやすいです。

 

5W1Hとは
・いつ(時代)
・どこで(世界観)
・誰が(登場人物)
・何を(目的)
・何故(動機)
・どのように(方法)

 

以上のことを指します。

プロットを作成せずに小説を書き始める方も、中にはいます。しかし、初心者にはプロットなしに小説を書いていくことは難易度が高いです。

ここを詰めずに書き始めると、途中で矛盾が生じてしまったり、キャラクターがぶれてしまったりします。

短編くらいであればどうにかなると思いますが、長編を書くのであれば、プロットは必須でしょう。

プロットの書き方の詳細と具体例は、下記リンクの記事でご紹介しています。
初心者のための小説の書き方!プロットは「5W1H」がオススメ

 

まとめ:小説には「下準備」が必須!

いかがでしたか?

小説を書く前に決めておくべきこと・やっておくべきことは、

① テーマ
② ストーリーのパターン
③ ストーリー(物語の時系列・歴史)
④ プロットの作成(5W1H)

以上の4点です。

人によっては、下準備をせずに小説を書き始める、という方もいます。
しかし、下準備をせず魅力ある小説を書くことができるのは、ごく一部の人間と考えて下さい。

下準備をしっかりと行い、読者に楽しんでいただける、そして、自分が書いていて楽しい小説を書きましょう!

それでは、最後までお読み下さりありがとうございました。