魔術書と魔導書の違いって何だろう?

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「魔術書」と「魔導書」は何を指すか

「魔術書」と「魔導書」。

とっても似ている2つの言葉ですが、この違いはご存知ですか?
文化による言葉の差異でしょうか?

……実は「魔導書」は、「魔術書」の一種です。

「魔術書」は、魔術について書かれた書物すべての呼称。

「魔導書」は、自分の望みを叶えるために天使や悪魔などを召喚する方法が書かれている書物を指します。「グリモワール」ともいいます。フランス語で「魔術の書物」という意味です。

では、今回は「魔導書」について、さらに詳しく触れてみます。

 

 

「魔導書」ってどんなもの?

上述した通り、「魔導書」には、天使や悪魔などの霊を召喚する方法が書かれています。

天使や悪魔を召喚するのは、自分の望みを叶えるためです。望みの内容は様々あり、健康や身を守るためであったり、富を手に入れたり、異性を手に入れるといったものも存在しました。
(後半は望みというより「欲望」という言葉の方が合いそう。笑)

また、神からの御言葉を授かるために魔術を使用する時代もありました。

しかし、せっかく霊を召喚しても自分の言うことを聞いてくれなかったら意味がありません。

そこで、「魔導書」には、霊を召喚したあと、その霊を操る必要な手順まで詳細に書かれています。具体的には、霊を操るのに必要な呪文の数々、魔法円、魔法杖の作り方などです。

 

 

「魔導書」はいつから存在するのか

ヨーロッパでは、古い時代から数々の「魔導書」が存在していたようです。

例えば、『ソロモン王の鍵』『ソロモン王の小さな鍵(レメゲトン)』など。ソロモン王という言葉は、耳にしたことがある方が多いのではないでしょうか。

『ソロモン王の鍵』や『ソロモン王の小さな鍵』は中世末期に書かれた魔導書ですが、それよりも前の時代……つまり古代から魔導書は存在しました。

魔導書の起源は、古代バビロニアの粘土板にあると見られています。ただ、紙に記載されたものではないので「魔導書」とは言い難いですね。笑

 

 

まとめ

いかがでしたか?

一見似ている言葉でも、何を指しているかは違っていて面白いですよね!
下記、今回のまとめです(^^*)

 

「魔術書」は、魔術について書かれた書物すべてを指す

「魔導書」は、自分の望みのために天使や悪魔などを召喚して操る方法が書かれている書物
「魔導書」で叶える望みは、健康や守護、富、異性を手に入れる等さまざま
・「魔導書」は、古い時代から数多く存在した。代表的なものは『ソロモン王の鍵』や『ソロモン王の小さな鍵(レメゲトン)』

 

ちなみに、『ソロモン王の鍵』など、現代でも読める魔導書もありますので、興味があればぜひ読んでみてくださいね!

それでは、最後までお読み下さりありがとうございました!