勿忘草の花言葉には「切ない別れ」や「一途な愛の物語」があった

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こんにちは。
【小説×歌】中心に活動している創作プロジェクト「SSQuest」の首領・雪花です。

 

「ワスレナグサ」の花言葉って知ってる?

 

 

なんか「忘れないで!」的なやつでは!?

 

 

う、うん。そうだね。(勢いが強い……)
「私を忘れないで」はとても有名な花言葉だよね。でも、「私を忘れないで」の他にも花言葉があるよ。

 

 

ほー!

 

 

それとね、花言葉の由来となった伝説もあるの!今回は、ワスレナグサの花言葉とその由来について紹介するよ!

 

 

勿忘草(ワスレナグサ)とは

 

勿忘草は、ムラサキ科ワスレナグサ属の多年草です。
4~7月の花で、小さな青紫色の花をたくさん咲かせます。

和名は、北海道で野生化が確認されたことや、紫色の花であることから「エゾムラサキ」となっています。

英名は「フォーゲット・ミー・ノット」です。
英名を翻訳した名前が「勿忘草(ワスレナグサ)」なんですね!

 

勿忘草の花言葉

勿忘草の花言葉は、

「誠実」
「真実の愛」
「私を忘れないで」

以降は、この「真実の愛」と「私を忘れないで」という花言葉の由来となった伝承をご紹介します。

 

「真実の愛」の由来……一途な愛の物語

 

「真実の愛」を伝えたのは、ペルシアの伝説。

この世が初めての夜明けを迎えたころ、ある天使が岸辺で見かけた人間の娘に一目惚れしてしまいます。

天使は、岸辺に咲いていた勿忘草を手に取り、彼女の頭に飾ってあげました。
彼女もまた、彼が天使だと気づかないままに、恋をしました。

ところが、天使と人間が恋をすることは「罪」でした。

天使は、人間の娘と恋をした罪で、天界での地位を剥奪されます。
罪を晴らすために課された条件は、とても厳しいものでした。それは……

「人間の娘が、世界中に勿忘草を植え付けること」

天使は泣きながら娘に事情を話しました。すると、娘はその仕事を引き受けました。
とても面倒で、つらく、厳しい条件の筈ですが、彼女は天使を心から愛していたのです。

天使と娘は、何年も何年も、世界中に勿忘草を植え続けました。
どんなに長く苦しい時間でも、愛はそれをも凌駕したのです。

ようやく、世界中に花を植え終わり、天国の門へ辿り着きます。
長い長い仕事を終え、娘の命は尽きていました。

そこへ、天国の門が開き、門番が現われました。

「お前の愛は、その男の罪を帳消しにした。お前の愛は、自身の生きたいという思いよりも強かったからである」

娘は、天使への愛を貫き、仕事を成し遂げたことで、天国へと招かれたのです。
その後、天使と人間の娘は、天国でいつまでも幸せに暮らしたのでした。


「私を忘れないで」の由来……それは、突然の死別

 

それは、騎士ローランとその妻ベルタのお話です。

二人はドナウ川の岸辺を歩いていました。

ふと、岸辺の向こうに咲く青紫色の花が、ローランの目にとまりました。
妻の瞳の色にそっくりだったからです。

「あの花を君に捧げよう」

ローランはそう言って、ドナウ川へと入っていきます。
ベルタは危険だと思い慌てて引き留めましたが、ローランは笑って手を振り、さらに進んでいきます。

ローランは無事に対岸に着き、青紫色の花を摘みました。

そして、ベルタが待っている岸へと戻る途中……ローランは深みに足を取られてしまいます。
必死に泳ぎベルタの元へ向かおうとしますが、川の流れが強く、辿り着くことができません。

ローランはベルタのいる岸に向かって花を投げます。

「わたしのことを忘れないでくれッ!」

彼は、ドナウ川に流され、姿を消してしまいました。

その後、ベルタはローランの望み通り、青紫色の花を髪に差し、終生彼のことを想い続けたのでした。

 

まとめ

 

どうだった?
素敵な花言葉と伝承だよね!

 

 

人!死んでるけど!!

 

 

ま、まあね……そこはあの、伝承だから!
でも、妻のベルタがローランのことを想い続け、さらに花言葉としてローランの言葉……「私を忘れないで」が語り継がれるのは、本当に素敵だと思う!

 

 

名前になるだけあるわー。
あとは、「誠実」と「真実の愛」だったね!

 

 

そう!
天使と人間の恋物語……ここまでの愛は一生経験できそうにないな……。

 

 

突然落ち込まないで!?

 

 

ではでは、最後までお読み下さり、ありがとうございました!