「人と話すのが苦手」
「人といると息苦しく感じてしまう」
「自分の意見が話せない」
こういった悩みを持つ方は沢山います。しかし、何故そう思ってしまうのでしょうか。
それは「こうしてはいけない」という心のブレーキがかかっているからかもしれません。そのブレーキを外して、人間関係に対する悩みを改善しましょう。
もくじ
人間関係がうまくいかないと感じる理由
嫌われてはいけないと思い込んでいる
人から嫌われてはいけないと思い、常に相手の顔色を窺っていませんか?
相手のことを考え、不快に思われるようなことをしない。
それはとても素敵な気遣いですし、大事なことであると思います。
しかし、生きていくうえで、「誰からも絶対に嫌われない」ということはありません。誰かしらはあなたを嫌うでしょう。あるいは嫌いにならないうちに距離を取っているかもしれません。
でも、嫌われることは悪いことではありません。当たり前のことですから。言葉を変えると、「誰からも好かれる」ことはありません。
あなたがどんなに「誰からも好かれる」「誰にも嫌われない」努力をしたとしても、あなたを好きにならない人もいるし、嫌う人もいます。
あなた自身はどうでしょうか?
「嫌いな人はいない」「すべての人が大好きだ」
と言い切れますか?
あなたも嫌いな人が居て良いのです。全員を好きになれなくても良いのです。
だって、価値観が異なる人は必ずいます。相容れない人はいます。これだけ多くの人が生きている世の中です。一人一人の価値観があって、性格があって、好みがあります。
「価値観が合わないんだな、残念!」
これで良いのです。
嫌いだな、と思う人は避ける。あるいは必要最低限のみ関わる。そして自分が好きな人たちと素敵な時間を過ごしましょう。
「自分」を隠しながら生きている
上述したような「嫌われてはいけない」と思っている方などに多くみられます。
誰からも好かれるように、嫌われないように、自分を押し殺して相手に合わせて生きている人。つまり仮面を被って生きている人。
この場合、あなたの周りに集まるのは「仮面を被ったあなたが好きな人」です。
わたしも「嫌われたくない」と思い、相手に合わせた仮面を被っていましたが、その間はとてもつらかったです。窮屈で、息苦しかった。
「ぼろを出したら嫌われる」「少しでも変なことをしたら嫌われる」
「優しい“わたし”で居なきゃ」「相手のすべてに頷かなきゃ」
仮面を被ったわたしに集まってきた人が居る間は、息が休まりません。常に相手に合わせなくてはいけないし、それが自分の意見や気持ちと違えば、ずっと自分を裏切り続けることになります。
自分のことを蔑ろにしていたのです。
自分を大切にできていないので、どんどん傷だらけになっていきます。
もっと、あなたを大切にしませんか?
「本当のあなた」を出して、「本当のあなた」を好きになってくれる人を見つけませんか?
人間関係に対する考え方の改善方法
「嫌われることを受け入れよう」「本当のわたしになろう!」と思っても、なかなか行動に移せない! ということがあると思います。
それは、過去の経験から無意識のうちに「できない」と思い込んでいることが原因です。
これまで培ってきた固定観念を緩めてあげる必要があるでしょう。
自分に「何故そう考えているのか」などの質問をしてみる
まず、何故そのように考えるようになったか、きっかけを思い返してみましょう。
・過去に誰かから嫌われるようなことがありましたか?
・過去に誰かから嫌われたとき、あなたはひとりぼっちになりましたか?
・助けてくれる人は誰もいない状態になりましたか?
・すべての人に好かれないとどんな怖いことがありますか?
これらの質問に回答した後、例えば「誰からも嫌われてはいけない」という思いに対する信頼性は何%になっていますか?
最初と比べてどうでしょうか。信頼性は下がっているでしょうか。
自身に質問していく中で「あ、これは思い込みだったかも」という気づきがあれば、あなたの人間関係に対する悩みや不安は、これから解消されていく筈です。
まとめ
誰からも好かれる、誰からも嫌われない、ということはありえません。
どんなに魅力的な人でも、好かれることもあれば嫌われることもあります。人の数だけ価値観があるのだから、それは当然のことなのです。
<人間関係がうまくいかないと思う理由>
・嫌われてはいけないと思い込んでいる
・「自分」を隠しながら生きている
<人間関係に対する考え方の改善方法>
・自分に「何故そう考えているのか」などの質問をしてみる
少しでもあなたの人生に役立てていたら嬉しいです。
最後までお読み下さりありがとうございました!
★お茶会等のイベントや創作関連、
人生をより楽しむための思考法など
様々な情報を発信!
↓お友達登録はこちら↓
