
こんにちは。声優アーティストとして日々精進中!雪花です。
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もくじ
SNSは人間関係を悪化させる?

「SNSが人間関係を悪化させる」ということは、以前より言われていることですね。
mixiやグリーなど、コミュニケーションをとることを目的としたSNSで
「自分の悪口を書かれているのを発見した」
「コメントを返さなければいけないという義務感が煩わしい」
といった負の面が、普及率があがるにつれて増えてきています。
では、本当にSNSは、人間関係を悪化させてしまうのでしょうか?
SNS疲れ

SNSを利用することで引き起こされる精神的疲労を「SNS疲れ」といいます。
この「SNS疲れ」を実感している人も多いのではないでしょうか。
自分の投稿に対するコメントをされたら、コメントを返さなければならない、「義務感」
その作業に感じる、「煩わしさ」
誰かが発した批判や悪口などが、自分に向けられたのではないかという、「不安」
等など。
コミュニケーションツールが発展した現代だからこそ感じる疲れ。
SNSを利用していれば、一度は感じたことがあるかもしれません。
そして、現代の人間関係構築の形を見ていると、
現実世界の人間関係が、ネット上にもそのまま持ち込まれているように思われます。
学校の知り合いと、SNS上でも繋がり、
誰が何を発言するのか、相互監視しているような感覚。
好き勝手に発言できない窮屈さ。
少なくとも、私はその感覚を持ったことがあります。
学校生活を送っていると、どうしても知り合い同士で、SNSでのつながりももつことが
当然のようになることってありますよね。
私はそれが窮屈で仕方がありませんでした。
オタクな発言とか、あまりできませんでしたし。笑
何か不満に思っていることがあって、それを吐き出したくても
「○○さんが見てしまうかもしれないから、やめておこう」
「これを見た人が、自分のことを言われていると勘違いするかもしれない」
「こういう発言をすると、もしかすると厭味にとられるかもしれない」
等と思い、不用意な発言は控えていました。
しかし、そうすると、どんどんストレスが溜まってしまいます。
自分が発言したいことを、環境によって押さえ込まれると、とてもストレスを感じてしまいますよね。
言いたいことを言いたいときに

言いたいことを、言いたいときに言いたい。
誰でもそう思うことはあると思いますし、そういう場を持ちたいですよね。
そんなときに活躍するのが、SNSです。
なぜなら、SNSは、かかわりを持つ人間を選択することができるからです。
しかし、かかわりを持つ人間を選択することができる、ということを知らない。
あるいは、その権利があることを自覚していない人が多いです。
そのため、SNS上に、自ら現実世界の人間関係を持ち込み、
自由に発言する場を失って、窮屈な思いをしてしまいます。
現実世界の知り合いとSNSでつながることを否定しているわけではありません。
窮屈に感じておらず、人間関係の促進にうまく利用できているなら、
それに越したことはありません。
ただ、私は、自分と同じように、窮屈さを感じている人たちに、
どうしたらそのような状況を脱することができるのか、一息つける休息の場を作ることができるのか
ヒントを見つけてほしいと思っています。
私も、上手にSNS活用できているのか、といえば
まだまだ試行錯誤している最中です。としか言えません。笑
ですが、こういった記事を書いていくことで、同じような悩みを持っている方々と一緒に
上手な生き方を模索していきたいと思っています。
私の記事から、何か一つでもあなたの生活に活かせるものがあればと思います。
SNS疲れへの対処法を考える

さて、話に戻りましょう。
これまで話してきた、SNS疲れを感じている人は、どのように対処したらいいでしょうか。
私が思うに、SNS疲れは、主に人間関係によるものだと思われます。
人間関係が、幸福感と気分の落ち込みに影響していることは、
あらゆる研究にて明確に示されています。
SNS上の人間関係でも、同じことが言えます。
私は、大学の卒業研究でSNS疲れについてもデータを取りましたが、
それによると、現実での人間関係を、より多くネット上にも持ち込まれている人が
幸福感や気分の落ち込みをより感じている傾向にあるのです。
ここで注目してほしいのは、人間関係というのは、幸福感を増加させることもある
ということです。
ネガティブな側面ばかりではなく、ポジティブな効果もあるのだということは
しっかりと認識してほしいところです。
人との関わりをうまくすることで、幸福感を増加させるという
ポジティブな効果を得られることができます。
それは、普段の生活を思い返せば、逆もまたしかり、容易に納得できるでしょう。
では、ネガティブな面を少なくし、ポジティブな面を多くするには
どのような工夫ができるでしょうか。
私は、現実での人間関係を持ち込まない場を作る
ということをオススメします。
自身の世界を構築する

とは言え、持ち込まざるを得ない状況があるからこそ、SNS疲れが
起こっているのだと思います。
そのため、私は、現実世界の人間関係を持ち込まない、新たな世界を構築することを
提案します。
Twitterで言うと、現実世界での知り合いと繋がっているアカウントとは、別のアカウントを作ります。
すでに、様々な人が別のアカウント、例えば、趣味用のアカウントや
コスプレ用アカウントなどを作成されていると思います。
そのような感じで、現実関わりのある方と、関わりを持たないアカウントを
作成するのです。Twitter以外でも同じです。
SNSの登録には、メールアドレスが必要になることが多いです。
しかし、現在では、何個もメールアドレスを取得できます。
Gmail、Yahooメール、Hotmailなど、複数のメールアドレスを無料で作成することで、
複数のアカウントを持つことができます。
ブログであれば、いろんなブログサイトがありますので
複数のブログを持って、現実で関わりのある人たちに教えるものと、
教えないものを使い分けしてみましょう。
現実世界の知り合いに見られていることを意識しない場所があるだけでも、
少し心持ちが違います。
見られて嫌なことは、見られない場所に書けばいいのです。
複数アカウントを持つことのメリット

現実世界の知り合いに見られている、という意識を持たない場所を作ることができる。
複数のアカウント作成のメリットの一つです。
もう一つ、アカウントを複数持つメリットがあります。
それは、同じ趣味や嗜好を持つ他者と新たな人間関係を構築できることです。
SNS上でかかわりを持つ人間は選択することができる、と説明しました。
ということは、自分が関わりたいと思った人とだけ関わることも可能なのです。
人間関係とは、幸福感や気分の落ち込みに影響を与えます。
先述では、気分の落ち込みを防ぐための方法として紹介しましたが、
さらに、幸福感を高めるものとして、別アカウントを利用するのです。
相手が同じ趣味・嗜好の持ち主であれば、自分の好きなものについて
遠慮することなく、思う存分語ることができます。
そして、相手からもそれに対する返答がきます。
お互いの好きなことを理解しているので、
「自分の好きなことを理解してくれている」
「ここでは発言を抑えなくていい」
など、そこに自分の居場所を見出し、また、相手から承認を受けることができます。
発言は人に与えられた権利
現実で関わりのある方には絶対に教えないブログやSNSのアカウント。
そんな場所があっても、全然構わないのです。
それは決して悪いことではありません。
言いたいことを言う。
それは、人に与えられた当然の権利です。
だからこそ、与えられた権利を存分に使える場所を使い
ストレスを溜め込まないように工夫して生きるのです。
SNS疲れ、いえ、人間関係に疲れを感じていると言えばいいでしょうか。
そんな人は、是非、SNS等をうまく使って疲れをすこしでも少なくしてください。
声優アーティストとして日々精進中!
雪花
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